-古いからいい保険ではないのか-
「この保険は古いので、新しいものに変えた方がいいですよ」
私が担当したあるお客様が以前、他の保険ショップでこう言われたそうです。
事実そのお客様が加入していたものは約20年前の商品でした。
たしかに保険は日進月歩です。
日々進化する医療事情に対応するため、
商品改定が重ねられています。
今販売されているものも10年、20年経てば“古いもの‘’になるでしょう。
では果たして一昔前の保険商品が全て良くないのでしょうか―――
-お宝保険-
バブルなどの経済が盛り上がっていた時代に販売された、
予定利率がとても良い商品を指す言葉です。
「予定利率=お金が増える率」ということです。
バブル崩壊後、予定利率は下がり続けました。
’90年代には6%あったものが、
’20年ごろには0.25%まで落ち込みました。
-好謀善断-
高い利率で加入している保険で、
わざわざ低いものに変えるのが本当に良いことでしょうか。
掛け捨ての医療保険に関しては、返金はないので気にする必要はありません。
加入している内容が昨今の医療事情に適応できていないと思えば、
新しいものに切り替えるのも良いでしょう。
ただ終身保険や年金保険など返金があるにも関わらず、
「古いから新しいものに変えましょう」
と言ってくる人には注意が必要かもしれません。
あなたが必要だと思う保障、それが本当の“良い保険”です。