保険は必要なものなのでしょうか?
それとも必要が無いものなのでしょうか?
その答えは決まったものでもありませんし、二者択一の答えでもないかもしれません。
保険が必要なのかと聞かれたら、必ずしも保険が必要とは言えないと思いますとお答えします。
無駄だと思っているものに入っているほど馬鹿らしいことはありませんし、無駄なことはありません。
昨今の物価上昇でただでさえ無駄を無くそうと努力しているのに、無駄なものに一定額を支払うなんてこれほど馬鹿げたことはありません。
-保障は必要でしょうか?-
何かあっても生活の基盤を崩さないという保障です。保証ではなく保障です。
病気でもお亡くなりになってしまっても、困るのはお金の保障です。
治療費だとか生活費だとか、人間が生きていく上で必ず必要になってくるのがお金です。
もし病気をしてしまって収入が途絶えてしまったら治療費はどうなるの?
生活費はどうします?
もし大黒柱がお亡くなりになってしまったら生活費は?
その他の大きな支出はどうするの?
生活をしていくにはお金が必要です。
万が一の際、十分な貯蓄があるのであれば、貯蓄を切り崩していけば良いだけなのです。
それは“貯蓄”という生活の保障が存在します。
―保障が無かったら―
では“貯蓄という保障”が無かったとしたら生活はどうなってしまうのでしょう。
最初は耐えられるかもしれませんが、次第に厳しくなっていってしまうかもしれません。
それは予測できない事ではなく、予測可能なことです。
大病をするとか、お亡くなりになるとかは予測不可能ですが、万が一そうなってしまったらどうなるかは少し考えれば簡単に想像は出来ると思います。
そうなってしまった時に何で対応するかです。
生活を続けていくための保障なので最終的にお金という形になります。
“保険”で準備するのか“貯蓄”で対応するかだけのことです。
そして考えるべきことは将来ではなく「今」何かが起こったらです。
貯蓄は今すぐに貯められるものでもありませんし、時間をかけてようやく貯まっていくものです。
―保障の考え方―
今なにかが発生したらどうなるかを考えてみましょう。
答えは自ずから出てくると思います。
ただ貯蓄は長時間かけてするものなので、途中で何かあった時にはその先は同じように出来なくなってしまう可能性も考えておかなければなりません。
今までと同じように貯蓄が出来るとは限りません。
病気をして収入が下がってしまうかもしれません。
病気はしなくても収入が上がる保障もありません。
何で生活の保障をかけるかを考えるだけです。
将来の見通しを立てるためにライフプランを作成する人もいます。
長い人生の見通しを立ててみませんか。
そこから見えてくることもあるかもしれません。