「老後に向けて」
2019年、金融庁は人生100年時代を見据え長寿化によって会社を定年退職した後の人生が延びるため、95歳まで生きるには夫婦で約2千万円の金融資産の取り崩しが必要になるとの試算を示しました。
そのため公的年金制度に頼った生活設計だけでは資金不足に陥る可能性に触れ、長期・分散型の資産運用の重要性を強調し大きな話題になり、不安に思っている方も多いと思います。
そんななか長年担当させていただいているお客様から、
「新社会人となった息子に保険の話をしてほしい」と依頼をいただきました。
―まずは保険に興味を―
ご子息様は渋々といった感じで同席しており、あまり話を聞く気は無い印象でした。
新社会人で、まだお若いため、万が一を考えていなくても当たり前です。
まず話に興味を持ってもらうために、冒頭の人生100年時代のお話をしたうえで、「貯蓄」について話をさせていただきました。
「自分の老後の生活を自分で守るために、貯蓄はしていきたいですか?」
「そうですね、貯蓄はしたいです。」
「では、お金を貯めるというとどのような方法が思い浮かびますか?」
「基本的には銀行とか郵便局ですかね。」
「そうですよね。実は、保険でも貯蓄ができるって知っていますか?」
「え、そうなんですか、知らなかったです。保険はそんなこともできるんですか。」
そこで、銀行の貯蓄、保険を活用した貯蓄、一体なにが違うのかをご説明すると段々と真剣に耳を傾けていただけるようになりました。
さらにお金を貯める方法だけではなく、もし増やしたいのであれば、iDeCo、NISAや、保険を活用する方法(いわゆる変額保険など)があること、またどんなものでもメリット、デメリットがあることを重点的にお伝えしました。
―無理のない範囲で―
「新社会人ということもありますので、まずは自分で稼いだお金をどのように活用するのか、まずはいったん足をとめて一緒に考えていきましょう。」
とお伝えし、無理なく続けながらリスク分散もする方法を話し合い、シミュレーションした上で、保険を活用する方法も選んでいただきました。
加入する保険を決め、帰り際にご子息様から、
「自分で考え自分で選んだ方法だからこそ納得できました。ありがとうございました。」
とお言葉をいただき、保険に興味を持っていただけたこと、真剣に耳を傾けていただけたことに心から嬉しく思いました。
―お客様が知らないことを、お伝えします―
どの方法を選ぶかはあくまでお客様自身です。ただどんな方法があるかを知らなければ選ぶことさえできません。だからこそ知ってほしいし、うまく活用してほしいと思います。
せっかく大切なお金をかけるのであれば自分自身が本当に必要だと思うものにお金をかけていただきたいと思います。
お客様の想いを最優先に考え、サポートさせていただきます。
ぜひ、皆様の想いをお聞かせください。