保険金の請求や保険を利用した後、これからどのように備えればいいかという
ご相談をよく受けることがあります。
―きっかけ(人生の転機) ―
2年ほど前に脳疾患を経験した、40代のお客様が保険相談に来店されました。
当初、がん保険に付帯されていた特約にて一時金を得て入院・手術費さらには少々の生活費を賄えたそうです。
しかし、お客様には別の不安がありました。
「がん保険を適用したので今後2年ほどは新しくがん保険に入れないのではないか?」
そんな不安があり、お客様は相談にきました。
―加入はできるのか?―
お客様はとても不安そうでした。
お調べしたところ、「一時金特約」はなくなっていましたが入院・手術の保障は続いていること。
保険料免除が適用されていた為、今後保険料を払う必要もなかったこと。
「がん」での入院・手術についてはまだ利用できる事をお伝えしました。
ただ、「がん」に備えようとした時に今のままだと、通院や治療費に対する備えがないこと、
「がん」に対しての一時金も備わっていないこともお伝えいたしました。
通院や治療費の備えがある保険設計と一時金の備えのある保険設計を提案し、少しお考えいただく事となりました。
―一生の事だからこそ―
この様に、一度保険を利用したからと言って、その保険が以後使えなくなるとは限りません。
むしろ一度見直すことにより、現在の保険がどう変わったのか?今後に備えるには何が必要か?が、見えてくるはずです。
すぐに保険加入を焦ってはいけません。
じっくり見くらべてお客様の最高の選択をすることが大切です。
こうした危険予防や対策・解決案の情報提供が我々の役目です。
保険加入が目的ではなく、現状~今後をどうされたいのか?
お気軽にご相談ください。