保険は難しくてよく分からない!
とお客様からのお声を頂きますが、実はそこまで難しいものでもないのです。
保険の仕組みなどの話ではなく、今回は考え方のお話をしていこうと思います。
考え方なので千差万別あって良いものだと思います。
人それぞれの考え方があり、それが正しいものだと思います。
その中でこんな考え方もあるのかということをお伝えしていきます。
―保険は必要なものなのか?―
そもそも保険は必要なものなのでしょうか?
出発地点はここになります。
何となく周りが入っているから、周りがやっているから必要なのかなと思ってしまうかもしれません。
しかし、ご自身にとって必要かどうかだけなのです。
「でも、そこが分からない!」とお𠮟りをいただいてしまいそうですが、
簡単に言うと何かあった場合、
『保険で対応する』
『貯蓄や資産から賄う』
二者択一をしていくだけなのです。
いつ病気になるのかどんな病気になるのかは誰にも分かりません。
人間は誰でも天に召されますが、それがいつなのかも誰にも分かりません。
しかしもしそんなことが起こった場合(なるべく起こって欲しくはありませんが)、
その後の生活にどれだけの影響があるかを考えるだけなのです。
ここでいう影響とは、“経済的な影響”です。
つまりお金がどれだけ必要になるかということです。
その時に必要になるであろうお金を貯蓄で準備するのか、
それとも保険で準備するのか、その選択をしていくだけなのです。
-必要な保険の考え方-
貯蓄で準備すると言っても貯まるまでには時間がかかるし、
貯まるまでに何かが発生した場合、貯蓄を崩していく以外方法は無くなってしまいます。
最悪のパターンですね。
貯蓄したいからと無理をしてしまう方も中にはいらっしゃると思いますが、
それはギャンブルであるということも頭の片隅に入れておいて欲しいものです。
しかしながら、保険は万能という訳ではありません。
何もなければ何も得られないことも多いし、
本来の役割はそういうものですが、言葉通りに掛け捨てになるかもしれません。
ではどうすれば良いのか、、、
“保険で賄う部分”と“貯蓄で賄う部分”を分けることです。
全部を保険で準備する必要もなく、かと言って貯蓄で全てを準備するのもリスクが高すぎます。
最低ここまでは保険で準備して、もし不足が発生してしまった場合は貯蓄を切り崩すぐらいの考えを持っても良いと思います。
過不足なく準備しましょうとはよく言いますが、
全てを不足無く準備する必要もないと私は思います。
どうでしょうか。こう考えると少しは楽になりませんか?
全て保険で賄うのではなく、貯蓄で賄う部分も一緒に考えたら資産形成の一部にもなっていくのではないかと思います。
保険でも資産形成は出来ますので、必要な保障を保険で持つことも可能です。
これから先の世の中はもっと複雑になっていくのでしょう。
ただでさえ複雑と言われている保険ですが、シンプルに考えて、でも自分なりの過不足ない状況を考えてみてはいかがでしょうか。
私たちはそのようにみなさんが考えるお手伝いをしております。