―公的保障が充実しているし、掛け捨てはもったいないから医療保険には入らない―
日本は公的保障がとても充実しており、治療費に関わらず自己負担は一定額に抑えることができます。
さらに医療保険の多くは掛け捨てです。
使わなければ一円も戻ってきません。
所謂「元が取れない」ということになります。
―医療保険の本質―
公的保障では対象にならない部分があります。
代表的なものが差額ベッド代や食事代、通院時の交通費などです。
個室なんて使わない!と思っていても、意外と使う機会はあるかもしれません。
骨折で入院した時はトイレ付きの部屋を選びたくなりますし、小さいお子さんがいればお見舞いに来た時のことを考慮して個室を希望する方もいらっしゃいます。
日本人のほとんどは健康保険や国民健康保険など、何らかの公的医療保険に加入していることかと思います。
しかし、「健康保険料を払っているから病気になって治療を受けないと損だ」とあなたは考えますか?
さらに言うと公的保障は会社員と自営業では違いますし、10年後や20年後が今と同じ制度かどうかは分かりません。
少子高齢化が進んでいる現状では将来的に変更されることも十分考えられます。
―医療保険は必要?―
医療保険は費用対効果で加入するかどうかではなく、病気などでまとまったお金が必要になった時の為に備える。
年齢や職業、健康状態、家庭環境などを踏まえ医療保険が必要かどうか考えましょう。
他の人と全く同じ、ということはありません。
あなただけの答えがあるはずです。